2009年08月01日

決まらない...

大きな問題もなく、3日間の福岡遠征を終え大分に戻ってきました。

今回の遠征では、ある程度この4か月で取り組んできたテーマが随所にみられる場面もいくつもあり、攻守にわたり良い形を作ることが出来ていたと思います。これは選手達が普段から意識的に取り組んできた部分が少しずつ成長の兆しと表れてきた一つの成果なのかもしれません。ただ、シュートが決まらない…。

「この競技から、ゴールをなくしてラインゴールにしたら、勝てたかもしれない」、よくセフが口にしていた言葉ですが、全く同じ現象がこのチームにも起こっているようです。良い形を作って満足しているのか、最後のラストパスや、クロス、またはシュートの精度があまりにもひどい…。クロスに関しては、“ただその辺に上げればOK”、ラストパスは、出すことに満足して“出しっぱなし”。“味方が受けやすく、かつシュートの打てるような優しいボールを”といった配慮もなく、また、ボールを出してまた動き直す、もしくはリバウンドを狙う事もなく、あまりにも単発的な動きが目立ちました。シュートに関しては、「ボールを受ける」、「トラップする」、「ただやみくもにゴールに向って蹴る」といったように、一つ一つの動きを切り離している考えている選手が多く、ボールが来てから次の動作を考える選手が大多数を占めており、一つ一つの動きの連動性、イメージ、意図という部分が明らかに欠けていました。

『ボールを受ける前にシュートまでの道筋を頭の中で描き、そのためにボールを受ける準備、ファーストタッチに気を使い、シュートまでのピクチャーを頭の中で描けるイマジネーションの豊かな選手』の育成が、今後の大きな課題でしょうか。

「ブラジルではプロになるまでシュートを30万本打っている。日本は5000本。この差が決定力に大きく関連している」【東邦出版:サッカー王国ブラジルに見る決定力】(http://footballjk.exblog.jp/11939124/)いつもご丁寧に本を送ってくださる東邦出版社様のある本にそう書いてありました。シュートまで行く過程のトレーニングも大事ですが、そこばかりに時間をかけ過ぎて、サッカーの醍醐味である“シュートを決める”部分のトレーニングの時間を削ってしまってはいけませんね。トップレベルで決定力に問題があるのは、やはり育成年代であまりにも(トップレベルのサッカーを見る機会が少なく)創造性に欠けていることと、(ゲームの状況下の様なプレスの激しい中で)シュートを狙う様な練習の機会が少ない事が要因の一部にあるのかもしれません。


さてさて、今回の遠征を通じてある程度満足できた選手と、そうでない選手がいると思いますが、参加したことに満足せずに、今回試合を多くこなしたことで見えてきた個々の課題を克服するために、またこれからの練習に取り組んでもらいたいなと思います。現状を把握する事、気付くことで次につなげていくことが一番大切でしょう!課題は全選手見つかったと思います。その課題に一つ一つ意識して取り組むことが出来れば、今回行った遠征の意義があると言えるのでしょう。










posted by ryo at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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