2008年10月04日

Liverpool

朝夕の冷え込みがだいぶ厳しくなってきましたね。朝が苦手な私にとってはより一層起きるのがつらくなってきました…。風邪を引かないように気をつけないと!


ちょうど今、NHKでリバプールの特集をやっています。大学時代に住み慣れた街並みがTVに映し出されていますが、一つ一つの場所に色々な思い出があるのでとても懐かしい思いでTVを見入ってます!リバプールと言われたら、何を連想しますか?港町、リバプールFC、エバートン、そして、もちろんビートルズでしょうか!?

実際のリバプールは、18世紀に奴隷貿易で栄えたものの、1950年代以降イギリス全体が長期の不況に陥った際に、そのあおりを受けた街の一つで、その影響もあり貧困者も多く、その事で人種差別もひどい街でもあります。そして、特に子供達の素行が本当に悪い!いや、悪い以上に無茶苦茶でした!一昨年前に日本で幼児殺害事件が起きたとき、最もひどい少年犯罪の例として取り上げられたのもリバプールでした。まだ小、中学生くらいの少年、少女達が酒を飲んで、たばこを吸いながら徘徊したり、空家への放火、ビール瓶などの投げ込みなどなど…本当に問題の絶えない街です。

実は、ちょうど前節の岐阜戦の審判を務めた山内宏志氏(試合を見て気が付きました。あのカードを出す素振りで!)は一緒の大学に通い、週末などにはお酒を飲みながら、夜遅くまでサッカー談議に花を咲かせていた仲間なのですが、彼は審判活動時に試合に向かう途中、私はマージー川を越え指導のために練習に向かう際、自転車に乗っていると、“チャイニーズ(中国人)”の罵声とともに石を投げられたことも度々あり、危険な目にあった事もありました。(宏志さんなんて、危ない地区に行く際も度々あったようで、日本人だとばれないようにヘルメットかぶって、自転車こいでましたからね〜)


ただ逆に、負けん気が強いのもこの街の特徴の一つではないでしょうか?リバプールの“やんちゃ坊主”を連想するときに、ルーニーとジェラードを思い浮かべてもらえばちょうど良いと思いますが、彼らが典型的なスカウサー(リバプールに住む人の呼称)です。(余談ですが、彼らがスカウサーの象徴でもある(?)ラコステの派手なジャージを着て、街の中を歩いていても絶対に気がつきませんね。サッカー選手として成功していなかったら今頃どうなっていたのでしょう???)そして、彼らがファンを魅了する理由の一つとして、サッカーの能力はもちろんですが、それ以上に、あの“絶対に負けない!”という姿勢、気迫ではないでしょうか?

私がお世話になっていた、2部リーグに所属するトランメア・ローバーズの下部組織でも、必ず最後はゲーム方式の練習をして終わっていたのですが、ここで負けチームに罰ゲームでも課そうものなら、怪我人でてしまう程アグレッシブになってしまうので、そういった決め事でやる気を煽る必要はありませんでした。トランメア時代の恩師、グリン・サルモン氏がある時、「最後に成功する者と、そうでない者の違いは、その目標のためへの意識と、気持ち、そして思いの差なのだ」と語ってくれました。指導において、一番難しい部分が気持の部分へのアプローチだと思いますが、彼らは“絶対に負けない”という思いは人一倍備わっていたように思います。

そんな街に住む人々が応援する、リバプールとエバートン。ダービーゲームが行われる際の街の雰囲気は最高ですよ!次のダービーは来年の1月ですが、ブラウン管を通してでもその雰囲気を多少感じることができると思うので、興味があれば是非ご覧ください!そして、もし、リバプールに行く機会があり、街角で“Who do you support?”(どのチームを応援しているの?)と聞かれたら、迷わずこう答えましょう…“トランメアー・ローバーズ”だと(笑)。変な怒りを買うこともないでしょうし、失笑を誘うか、アジア人なのにサッカー通だということでビールの一杯でも奢ってもらえるかもしれません!?


さて…、とりとめのない話になりましたが、明日は山形戦。お互い昇格のためにも絶対に落とせないゲームですが、昇格への強い気持ちを前面に押し出して臨みましょう!



PA270024.JPGLiverpool (5).JPGLiverpool (1).JPG
Liverpool.JPGl (6).JPGP1020218.JPG
TRFC.JPGDSCN8939.JPGP1010015.JPG
PA270038.JPGP1010760.JPGPA270126.JPGPA270032.JPG

===写真=== 〜Liverpoolの街並〜

1. 右の茶色の建物が大学1年時の寮。外観は素晴らしいが…(駅のすぐ上に建っています)
2. リバプール大聖堂:国内最大のアングリカン大聖堂で、20世紀の建造物としても最高のものです(卒業式はここで行われました)
3. アルバート・ドック(港の風景)
4. スポーツショップ(リバプール、エバートンのオフィシャルショップも街の中心部にあります。ちなみにリバプールがチャンピオンズ・リーグで優勝した夜、エバートンのオフィシャルショップ前は男性専用のトイレと化し、翌日の異臭はひどかったとか…)
5. 1歩シティーセンターから出ると…
6. エバートン・試合当日(外観はただの工場にしか見えません)
7. トランメアのスタジアム(リバプール時代の二人の恩師、右からグリンと、東京学芸大学教授・サッカー協会理事の瀧井先生)
8. 駅の前にあるシティーホール(世界文化遺産)
9. クリスマス時のシティーセンター
10. メトロポリタン大聖堂(こちらはローマ・カソリック。一度ここの地下でテストがありましたが、さすがに地下深くにある真っ暗なトイレに行く勇気はありませんでした…)
11. 卒論を担当してくれた先生
12. ビートルズで有名になったCarvern Club
13. 街の中心部


こんな街でも、“住めば都!”。旅行などから帰ってくると、不思議と安心感が湧いてくるんですよね。「絶対に戻って来ることはない」と吐き捨てて帰国して行った留学生も、結構、また旅行でリバプールを訪れていますしね(笑)。サッカー観戦と、観光にはもってこいの街です!

今年は欧州文化都市にも選ばれ街もきれいになった様だし、今年の4月に訪れた際はエバートンの練習場を訪問しただけなので、また次回ゆっくりと訪れたいと思います!



posted by ryo at 22:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もうちょっと
Posted by アビスパファン at 2008年10月05日 08:23
志垣さんへ


知らなかったです、
リバプールって

そんな
街だったなんて‥
(-o-;)


女子ひとりでの
渡航、フットボール観戦は無理でしょうか?
(^_^;)



トーレスが
好きなんです☆
(´∀`)




(笑)


リバプールってタイトルなのに、すいません
(^o^;)
Posted by はち at 2008年10月08日 22:00
志垣さんへ



天皇杯3回戦、
お疲れ様でした。


たまたま休日
だったので、応援に行く事ができました。


結果は残念だったけど
(ノ_・。)


残りのリーグ戦、
頑張りましょうね!!






オィッサ-!
\(゜□゜)o
Posted by はち at 2008年10月12日 18:10
リヴァプール!!!

懐かしい街並み、ありがとうございます。

いつか私もまた脚を運んでしまうのでしょうね笑


良さん、遠くからですが
しっかりちゃっかり応援してます☆
Posted by 桃子 at 2008年12月04日 02:04
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。