2008年05月03日

継続は力なり(形のあるクラブは強い!?)

先日、チケットを頂いたので、久しぶりにJの試合(浦和レッズ-コンサドーレ)を見に行ってきました。そこで、視察に訪れていたあるコーチの方と話をしたのですが、オランダが強い理由の一つに、「伝統的なスタイルを継続して行っているからではないか」という事を言われていました。

確かに、バルセロナ、アヤックスなど伝統的に強いチームには、“ぶれない形”があります。これらのアイデンティティーは、長い歴史の中で、試行錯誤を重ねて、そのクラブをサポートする人々の考えにあったサッカーが出来上がって、作られてきたものでしょう。そして、その方向性の“核”となるのが監督だと思います。もし、チームのスタイルにそぐわない監督を招聘してしまえば、サポーターからの非難は避けられないでしょう。また、ManUや、アーセナルなども長期政権でチームを作り、監督に選手獲得の際の権限をゆだねていることで、チームとしてのぶれないスタイルがあります(もちろん移行期間で一時成績を落とす時期もあるのは仕方がないと思いますが)。

まず監督を招聘する際に考えなければいけない点は、クラブとして、どのようなサッカーをしたいのかという部分を明確にする事だと思います。簡単な例を挙げれば、攻撃的な4-4-2のスタイルを得意とする監督を招聘したのに、蓋を開けてみれば、サイド攻撃の核となる、サイドの選手がおらず、また、移籍でそのスタイルに合った選手を獲得できないのであれば、戦い方自体を変更しなければならず、その監督の長所を活かすことができずに、その監督を招聘したこと自体に?マークがついてしまいます。

クラブが長期的なビジョンを持って成功を収めるために、まず考えなければいけない事は、クラブとしてのサッカースタイルなのではないでしょうか。Ajaxを訪問した際も、しつこいくらいに、「育成年代からAjaxのスタイルに合った選手を育成する。そのスタイルに合わない選手がいれば、例えどんなに優れた選手でもチームを離れることになる」という事を言われていました。もちろん、“型にはめ込む”事が、全てではないにしろ、明確なビジョン=明確なスタイルを持つことが、一番重要ではないでしょうか。そういう観点から行くと、Ajaxの監督選びは簡単なのかもしれません。

まずやりたいサッカーを考慮した上で、そのスタイルに合った選手、また、監督を連れてくる。この一貫性が長期政権を収める最大の秘訣ではないでしょうか!?クラブとしての方向性にあった監督を招聘し、その中で彼ら自身の個性を発揮してもらうことがベストでしょう。ただ、一番重要なのは、その要素を充分に理解し、明確に見極めることのできる人物が一番上に座らなければいけないのでしょうね。

“形(方針)=歴史”なのでしょうが、監督をころころ変えたり、様々なスタイルを取り入れたりしていては、一時の成功はあっても、長期の成功はないのでしょう。Jリーグでも、鹿島が結果を出し続けているのも、J創設時から一貫してブラジル人路線(良し悪しはわからないので別にして)を継続しているのも大きな要因の一つではないでしょうか。

まぁ、当たり前の事なのでしょうが、トップが変われば“決断”も変わります。ただ、その決断をぶれさせないようにするのが、歴史であり、一番核となる人達=ファンの方々の思いなのでしょうね。そういう意味では、バルセロナが、選挙を行い、会長を選出するやり方は合理的なのかもしれません。
posted by ryo at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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